住宅ローンの返済で悩んでいる人

失業、賃金カット、再就職したが給料が下がり住宅ローン返済が苦痛になってしまった人

苦労してして、やっとのおもいで手に入れたマイホームなのに昨今の不況下でリストラ、賃金カットの影響で住宅ローンの返済が日々の生活の中でかなり負担になっている方が多いです。

一般的ですが、基本的なアドバイスとして次の３つがあります。

  1. 借入した金融機関に相談してみて下さい。

    恥ずかしいとかかっこが悪いとか考えずにまず相談してみて下さい。例えば毎月の返済額の変更（返済額を減らす）とか、返済期間の延長や元金の返済猶予（当面、利息だけの返済）ができるかどうかなど。もし、銀行と話合いが成立すれば毎月の返済額を減らすことが可能になります。

  2. 他の金融機関（銀行）の金利を調べて、金利の安い住宅ローンで借り換えが可能か検討してみてください。

    おそらく、購入した時の金利は今の金利よりも高いと思います。（今は金利が安い。）借入している金額の残高にもよりますが、多い方ほどてきめん効果があります。ただ、その場合の銀行への事務手数料も確認された方が良いです。1度シミレーションされると良いです。

  3. 上記の２つが難しいのであれば、最後の手段として自宅を売却し、住宅ローンの返済にあてることになります。

  4. しかし、売却した金額で住宅ローンの返済ができるかどうか？返済が可能であれば、とりあえずは問題なしですが、全額返済ができない場合は問題です。

    さて、返済ができない場合は困ります。この場合、こういうケースに熟練した不動産業者のアドバイスが必要になってきます。

    もし、返済が滞りってしまった場合に、最初は銀行からの催促があります。数か月すると、書面で通知が送られて、放置しておくと債権者（銀行）により競売の手続きが開始されます。その前に所有者の方が借入れの返済のために不動産（自宅）を自主的に売却しようと決断され売却した（不動産業者に売却依頼した）とします。そのことを任意売却といいます。

任意売却とは

住宅ローンの支払いができなくなった、または、すでに延滞している場合に競売を避けるために債権者（銀行）の合意を得て、住宅を売却することを言います。競売よりも高い金額で売れることが多いので、所有者（売主）には有利な方法です。また、税金（固定資産税・住民税等）や分譲マンションであれば管理費や修繕積立金の滞納分についても、債権者と話合いで解決することが可能です。

任意売却と競売の流れ
任意売却の流れ 競売の流れ
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